京つけものの保存方法(常温・冷凍)・日持ちする時間(賞味期限)を紹介!
漬物は本来、野菜や果物などを長期間保存するための方法として作られた食べ物です。
そのため他の食べ物と比べると保存性に優れており、日持ちがしやすい食べ物ではあります。
ですが、そうは言っても保存方法が悪いと鮮度が落ちてしまい味がおちてしまったり、雑菌の繁殖が進んでしまったりと賞味期限を早めてしまうことにもなります。
せっかく美味しいお漬物を買ったのにすぐに風味が落ちてしまったらガッガリしてしまいますよね。
そこで今回は京つけもの(漬物)をできるだけ美味しく保つ保存方法について紹介していきたいと思います。
京つけものとはどんなお漬物?
そもそも京つけものとはどんなお漬物なのか、疑問をお持ちの方もいるかと思いますので、京つけものについて簡単に紹介したいと思います。
京つけものとは、京都の野菜や果物から作られたお漬物のことを指します。
京都はもともと寺院が多かったことや盆地地域の特性から漬物の文化が古くから根付いていました。
京都で採れる野菜はみずみずしくとても鮮度が高いため、野菜をメインとするお漬物の文化が現在でも失われずに残り続けています。
そんな伝統の漬物の味・文化を継承していくため、京つけものというブランドが誕生しました。
京つけものの特徴や魅力については下記の記事でも紹介していますので気になる方はぜひチェックしてみてください。
京漬物(京つけもの)とは何か?意味・特徴や違い、魅力や味を解説
漬物(京つけもの)の保存方法とは?
漬物は保存性に優れた食べ物ではありますが、どんな食べ物も長期間、時間がたってしまうと風味が落ちてしまったり、雑菌が繁殖して食べれなくなってしまいます。
漬物も同じように賞味期限がありますので、できる限り鮮度を保ったまま美味しく食べられるようにするためには、保存方法が重要になってきます。
そこでここからは美味しく保つ、漬物の保存方法について簡単に紹介していきたいと思います。
漬物(京つけもの)を常温で保存する場合
漬物を保存する場合に考えられる方法として「常温・冷蔵・冷凍」の方法があります。
まずは「漬物を常温で保存する場合」についてです。
漬物は常温で保存しても大丈夫と思われる方も多いかもしれませんが、実は常温で保存する方法はほとんどの漬物の場合おすすめできません。
お漬物は生物ですので常温で保存すると雑菌の繁殖がしやすくなるためです。
ですが、お漬物によっては常温で保存できる漬物もあります。
常温で保存できる漬物とできない漬物の違いは「塩分濃度」です。
塩には殺菌作用があるため、塩分濃度が高い漬物は常温でも保存ができ、お漬物のお店によっては常温でもOKと記載されています。
ですが基本的には常温保存は賞味期限を早めてしまい、鮮度も風味も落ちてしまいますのでおすすめはできません。
漬物(京つけもの)を冷蔵で保存する場合
漬物を保存する方法、続いては「冷蔵で保存する場合」についてです。
お漬物のベストな保存方法は「冷蔵」での保存がおすすめです。
冷蔵での保存は漬物の保存方法として最適ですが、漬物の種類によっては冷蔵でもなるべく早めに食べる必要があるものもあります。
例えば浅漬けのような調味料に長時間漬かっていないような漬物の場合は、冷蔵で保存しても日持ちが悪いため注意が必要です。
また開封後は空気に触れることで劣化が進んでいきますので、なるべくタッパーなどで密閉した状態で冷蔵保存することが望ましいです。
漬物(京つけもの)を冷凍で保存する場合
漬物を保存する方法、続いては「冷凍で保存する場合」についてです。
基本的に漬物を冷凍して保存する方は少ないかと思いますが、漬物の保存方法として「冷凍」はあまり最適な方法ではありません。
冷凍すると野菜のシャキシャキ感が失われてしまい、風味も落ちてしまいます。
もし冷凍して保存する場合には、水分をしっかりと切った状態で保存すると良いでしょう。
水分を切ることで、解凍後の食感や風味もできる限りキープすることができます。
解凍する際の注意点
漬物を冷凍保存した場合には、解凍する際にも少し注意をして解凍しましょう。
例えばレンジで温めて解凍するなどはNGです。
解凍する場合には、漬物を食べる前日に冷凍庫から冷蔵庫に移し、時間をかけて解凍させるようにしましょう。
また常温ではなく冷蔵で解凍するという点にも注意しておきましょう。
漬物(京つけもの)の賞味期限、日持ちする時間はどれくらい?
漬物を購入した場合に「賞味期限・日持ちする時間」はどれくらいなのでしょうか。
漬物の日持ちする時間は漬け方や野菜の種類によっても多少異なってきます。
例えば浅漬けのようなあまり漬けられていない物の場合、2日〜5日間ほどとなります。
通常の塩分濃度の漬物は、それでも1週間以内が平均的な賞味期限です。
野菜の種類でいうと、キャベツやナスは比較的早く3〜5日間と日持ちがあまりしません。
たくあんやらっきょうなどは2週間以上も日持ちするので、長い間保存することが可能です。
漬物の保存方法についてのまとめ
今回は漬物の保存方法についてまとめました。
お漬物は「冷蔵」での保存が最適ですが、保存の仕方などによっても長く日持ちできるかが変わってきます。
また塩分濃度や野菜の種類、漬け方などによっても賞味期限・日持ちする時間が変わってきますので、その点も注意してなるべく早く食べ切るようにするのが良いでしょう。
ニシダやは京都老舗のお漬物専門店
当店ニシダやは、京都府にある昭和11年から創業した老舗お漬物店です。
「しば漬風味 おらがむら漬」は当店の伝統あるお漬物として、長い間多くの方々からご好評いただいている代表的なお漬物です。
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京つけものは、日本が誇るお漬物の中の最高峰ブランドです。
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