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梅干しの効果

ご飯のお供と言えば?

ご飯のお供といえば?と聞かれると多くの人が最初に思い浮かぶのは「梅干し」ではないでしょうか。
おにぎりの中にも、スーパーのお弁当にも、必ずと言っていいほど梅干しが入っているのを見かけます。
そこで今回は、お弁当に定番の梅干しの効果について見ていきます。

 

 

 

梅干しの効果 

お漬物の一種である「梅干し」は塩で漬けられるため、高い塩分濃度を持ちます。
これには、食中毒の原因にもなる微生物の増殖を防ぐ効果があります。
微生物は食品中の水分(水分活性)を、生きるために使用します。
塩があることで脱水作用が働き、水分活性が低くなることで微生物の増殖を防ぐ効果が期待できます。

 

 

塩分について

ではどの程度の塩を含んだ梅干しが良いのでしょうか?
一般的には塩分濃度が18%以上の梅干しが効果が高いと言われています。
塩分濃度18%とは、1kgの梅に対して180gの塩を使っているということです。
しかし、塩分の取りすぎには注意が必要です。
1日の塩分摂取量の基準は男性7.5g未満、女性6.5g未満とされています(「厚生労働省 日本人の食事摂取基準 2022年版」より)。
例えば、梅干し一粒を10gとすると、含まれる塩分は1.8gとなり、1日の基準の約3~4分の1の塩分量となります。
そのため、1度に多く食べるのではなく、1日1粒を長く続けるというのがおすすめです。

 

 

 

クエン酸による効果

また、梅干しに含まれる「クエン酸」も重要な役割を持ちます。
クエン酸といえば、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類を思い浮かべる方も多いかと思いますが、
梅干しにおいても、酸っぱさのもととなっているのは「クエン酸」です。
クエン酸には様々な働きが期待できます。
まずは疲労回復です。クエン酸は、体内の疲労物質である乳酸を分解すると考えられています。
それにより、体内でエネルギーを生み出す代謝が良くなるとも言われています。
また、アンチエイジング効果もあるとされています。
体内には、老化の原因にもなる活性酸素が存在していますが、クエン酸はこの活性酸素の働きを抑制する働きがあると言われています。
ほかにも、唾液や胃酸分泌促進による食用増進や、クエン酸の殺菌作用による口臭予防など、様々なメリットがあります。

 

 

 

梅干しについてまとめ

このように、梅干しにはたくさんのメリットがありますが、
意外と簡単に自宅で作ることができるというのも、メリットの1つです。
梅干しが好きな人はもちろん、苦手だと思っていた人も、
これを機に梅干しを食べる習慣を始めてみてはいかがでしょうか。